5課と6課で習った「どこへ」「どこで」「いつ」「だれと」「なんで」「なにを」を定着させるための練習をします。練習に旅行の写真を使いますので、学習者に何枚かの写真を持って来させてください。
学習者をペア(二人組み)に分けて、持ってきた写真を見せながら、会話させます。ここではモデル会話といった定型に当てはめさせるよりも、比較的自由に話させた方が良いと思います。質問や会話例などを示しておくのも良いと思います。
ただ、形容詞が使えるようになってから練習する場合は、「おいしそうですね」と言うべきところを「おいしいですね」と言ってしまいますので、間違いが定着しないように注意してください。
【 質問 】
・どこへ いきましたか。
・いつ いきましたか。
・だれと いきました。
・なんで いきましたか。
・なにを みましたか。
・なにを たべましたか。
・なにを かいましたか。
【 会話の例 】
A:[日にち](に) [人]と [場所]へ いきました。
:[場所]で [何]を みました。
B:そうですか。わたしも [場所]へ いきました。
A:そうですか。
B:Aさんは なんで いきましたか。
A:[乗り物]で いきました。
B:[観光名所]も みましたか。
A:はい、みました。
:わたしは そこで [物]を かいました。
ステップ1の内容を、ペアを代えて練習します。同じ旅行の話でも、回を重ねるごとに流暢になるはずです。教師も皆の写真を見て、お城や神社のような単語を板書しておくと良いです。
学習者の写真を適当に集めて、皆がちゃんと聞き取れたか確認します。
【 確認例 】
・これは誰の写真ですか。
・○○さんは どこへいきましたか。 など
また、確認の替わりに、学習者に発表させるのも良いです。何度か練習した後ですので、よどみなく旅行内容を紹介できると思います。