1課で習った年齢や国などを答える表現を定着させるための練習をします。練習は、1人がインタビュアーとなって質問し、もう1人がそれに答える形式です。自己紹介という形式でも良いのですが、それでは「おいくつですか」のような質問が練習できないので、ここではインタビューという形式で練習します。
学習者をペア(二人組み)に分け、モデル会話に当てはめながら、練習を繰り返させます。ここではモデル会話を暗記させることが目的ですが、学習者はいつまでもプリントを見ながら練習するはずです。なので、途中でプリントを伏せる動作を見せるなどして、暗記しろというメッセージを与えてください。
【 モデル会話の例 】
A:はじめまして。
B:はじめまして。
A:しつれいですが、おなまえは。
B:わたしの なまえは __です。
A:Bさんは __じんですか。
B:はい、__じんです。
いいえ、__じんじゃ ありません。__じんです。
A:Bさんは、おいくつですか。
B:__さいです。
A:Bさんの おしごとは。
B:__です。
A:Bさんの でんわばんごうは。
B:__です。
A:どうも、ありがとうございました。
B:どういたしまして。
(インタビュアー交代)
暗記したモデル会話に従って、ペアを交代させながら全員にインタビューさせます。その際、下のような表に聞き取った内容を書かせると良いです。全員が立って、お辞儀をしながら練習すると、インタビューの雰囲気もでると思います。
教師の名前などを予め記入しておくのには、この表の使い方を説明する目的と、未習の単語「おくに」の意味を説明する目的があります。
ステップ2でインタビューした内容を皆に質問し、何が正しく聞き取れなかったかを各自に確認させます。特に数字は覚え間違いも多いので、ここで明確にしておきましょう。また、この表は連絡網としても利用できるので、教師も内容を控えておくと良いです。