日本語教師の教案

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応用練習「どんな こどもでしたか」

概要

子供の頃の話をさせることで、名詞、動詞、形容詞の過去形を整理させます。また、後半に作文を書かせることで、文を段落で構成する練習をさせます。

ステップ1 簡単な応答

学習者をペアに分け、教師が用意した質問を中心に、学習者同士で会話させます。これにより、作文を書くための話題も引き出しやすくなると思います。

【 質問の例 】
 ・どんな こどもでしたか。
  せが たかかったですか。あたまが よかったですか。
 ・なにが すきでしたか。
 ・まいにち なにを しましたか。

練習の際は、学習者が話す「い形容詞」にも注意してください。「でした」「ました」には慣れていても、まだまだ「かったです」の習得が不十分な学習者もいるはずです。

ステップ2 作文

ここでの作文も普段の練習と同様、じっくりと考えさせない方が良いです。400字程度なら、20分もあれば十分です。これも瞬発力を養わせるための時間設定ですので、極力宿題にしない方が良いです。

また、段落の頭は一文字分空けるなどのルールも、ここで説明した方が良いです。また、「,.」と「、。」との混同や、読みにくい平仮名などもあれば、この機会に正した方が良いです。

作文は、書く学習者にも、チェックする教師にも負担がかかりますが、間違いを客観的に確認する手段でもありますので、時々授業で行なった方が良いです。

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